
2025年大阪・関西万博の熱狂も記憶に新しい中、早くも次回万博への期待が高まっていますね。
長野県松本市でサロンkinoeを営む私も、万博大好きリピーターとして、もう次の万博が気になって仕方ありません!
そして、その次回万博がセルビアの首都ベオグラードで開催されることが決定しています。
西バルカン地域史上初となる国際博覧会で「人類のためのあそび」という斬新なテーマ、
そして史上最大規模の認定博になる可能性を秘めたベオグラード万博2027。
けれども、まだまだ詳しい情報をご存知ない方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、万博リピーターの私が現在分かっている最新情報をもとに以下のポイントをご紹介します:
- ベオグラード万博2027の基本概要と開催期間
- 大阪万博との違い(認定博vs登録博)
- 「人類のためのあそび」というテーマの深い意味
- 日本からベオグラードへのアクセス方法
- 史上最大規模の認定博となる理由と背景
- 万博を通じた国家プロジェクトの全貌
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【アフター万博】次回はベオグラード万博2027!開催概要と注目ポイント

大阪・関西万博の閉幕とともに、私たち万博ファンの関心は自然と次回開催地へと向かいますよね。
そして、その次回万博となるのが2027年にセルビアの首都ベオグラードで開催される
「ベオグラード国際博覧会2027」です。
このベオグラード万博は、これまでの万博とは一味違った特徴を持っており、
万博の新たな可能性を示す画期的な博覧会になりそうなんです。
私がサロンでお客様とお話しする時も「次の万博はどこなの?」という質問をよくいただくのですが、
ベオグラードと聞いて「どこにあるの?」と驚かれる方が多いです。
確かに、日本人にとってセルビアはまだまだ馴染みの薄い国かもしれませんね。
しかし、このベオグラード万博は西バルカン地域で史上初の国際博覧会となる記念すべき開催で、
地政学的にも文化的にも非常に意義深いイベントなんです。
また、従来の万博とは一線を画する「人類のためのあそび」というユニークなテーマを掲げており、
スポーツと音楽を中心とした全く新しいアプローチで万博の可能性を広げようとしています。
開催期間は2027年5月15日から8月15日までの93日間で、
会場はベオグラード南西部のニコラ・テスラ国際空港付近に設置されます。
参加国数は120カ国以上を目標としており、すでに119カ国が参加を表明しているという人気ぶりです。
ベオグラード万博の基本情報

開催概要
- 開催期間: 2027年5月15日〜8月15日(93日間)
- 開催地: セルビア共和国ベオグラード(ニコラ・テスラ国際空港付近)
- 会場面積: 25ヘクタール(認定博の規定内)
- 参加予定国: 120カ国以上(2025年7月時点で119カ国が参加表明)
- 予想来場者数: 270万人以上
- 総投資額: 関連インフラ含め150億〜180億ドル
この規模感を見ていただくと分かりますが、認定博でありながら非常に大規模な万博になることが予想されます。
そして、何より注目すべきは、単なる博覧会ではなく、
セルビア全体の国家改造プロジェクトの一環として位置づけられている点です。
西バルカン地域初の万博としての意義
ベオグラード万博が注目される理由の一つが、西バルカン地域で史上初の国際博覧会という点です。
これまで万博は主に先進国や主要都市で開催されることが多かったのですが、
ベオグラードの選定は BIE(博覧会国際事務局)が万博の地理的・文化的多様性を重視した結果と言えるでしょう。
セルビアは旧ユーゴスラビアの中心的な国家で、複雑な歴史を持つ地域です。
けれども、近年は経済発展と国際的な地位向上に力を入れており、
万博開催を通じて新たな国際的存在感を示そうとしています。
私も地図を見ながら改めて調べてみましたが、セルビアはヨーロッパの東西南北を結ぶ交通の要衝に位置しており、
古くから文化的な十字路の役割を果たしてきた興味深い国なんですね。
大阪万博とどう違う?「認定博」と「登録博」を比較
万博には実は2つの種類があることをご存知でしょうか。
私も万博にハマるまではよく知らなかったのですが、「登録博」と「認定博」という分類があるんです。
2025年の大阪・関西万博は「登録博」、そして2027年のベオグラード万博は「認定博」に分類されます。
この違いを理解すると、それぞれの万博の特徴がより深く理解できるようになります。
登録博は5年ごとに開催される大規模な万博で、人類の進歩を包括的に示す壮大な祭典です。
一方、認定博は登録博の間に開催される小規模な万博で、特定の課題にフォーカスした内容となっています。
ただし、「小規模」といっても、ベオグラード万博の場合は史上最大規模の認定博になる可能性が高く、
その迫力は決して小さくありません。
登録博の特徴(大阪万博タイプ)
規模と期間
- 開催期間:最大6ヶ月
- 会場面積:制限なし(大阪万博は約155ヘクタール)
- 開催頻度:5年ごと
展示方式
- 各国が独自にパビリオンを建設
- 国家の威信をかけた豪華な展示
- 幅広いテーマを包括的に展示
過去の例
- 1970年大阪万博
- 2005年愛・地球博(愛知)
- 2010年上海万博
- 2015年ミラノ万博
- 2020年ドバイ万博
- 2025年大阪・関西万博
認定博の特徴(ベオグラード万博タイプ)
規模と期間
- 開催期間:3週間〜3ヶ月(ベオグラードは93日間)
- 会場面積:25ヘクタール以内
- 開催頻度:登録博の間に1回
展示方式
- 主催者が建設したパビリオンを各国がカスタマイズ
- より具体的・特化したテーマ
- コンパクトだが集中的な展示
過去の例
- 2008年サラゴサ万博(スペイン)
- 2012年麗水万博(韓国)
- 2017年アスタナ万博(カザフスタン)
- 2022年フロリアード(オランダ)
私が実際に経験した万博を振り返ってみると、
登録博は確かにスケールが大きく、各国パビリオンを一つずつ回るだけでも数日かかってしまいます。
一方、認定博はもう少しコンパクトで、集中的にテーマを楽しめる印象がありますね。
あ、それから、認定博の魅力として見逃せないのが、より身近で親しみやすい雰囲気があることです。
登録博のような国威発揚的な側面よりも、人々の交流や文化的な体験により重点が置かれる傾向があります。
ベオグラード万博が特別な理由
通常の認定博と比較して、ベオグラード万博が特別な理由がいくつかあります。
まず、参加国数が120カ国以上と、過去の認定博を大幅に上回る規模になっていることです。
これは2017年のアスタナ認定博の117カ国を超える数字で、史上最大規模の認定博になる可能性が高いんです。
また、単なる博覧会に留まらず、国家インフラの大改造プロジェクトと一体化している点も特徴的です。
会場建設だけでなく、高速鉄道の新設、高速道路網の整備、港湾施設の開発など、
総額150億〜180億ドルという巨額投資が行われます。
これは認定博としては異例の規模で、むしろ登録博に近い国家プロジェクトとしての側面を持っています。
そして、万博終了後のレガシー(遺産)活用についても徹底的に計画されています。
会場は恒久的な見本市会場として活用され、
パビリオンの建材は国内の学校や公共施設の建設に再利用される予定です。
これは万博の「負の遺産」問題に正面から向き合った画期的な取り組みだと思います。
【開催期間】は2027年5月15日から!開催地はどこ?

ベオグラード万博の開催期間は2027年5月15日から8月15日までの93日間です。
これは認定博としては最大級の開催期間で、十分に楽しめる長さですよね。
私も既にカレンダーにマークを付けて、今から旅行の計画を立て始めています!
5月中旬から8月中旬という時期は、ヨーロッパ旅行には最高のシーズンですし、
セルビアの気候も穏やかで過ごしやすいはずです。
開催地となるベオグラードは、セルビア共和国の首都で人口約170万人の都市です。
ヨーロッパの南東部、バルカン半島の中央部に位置し、
ドナウ川とサヴァ川が合流する地点にある歴史ある都市なんです。
「白い街」という意味を持つベオグラードは、古代ローマ時代から交通の要衝として栄えてきました。
会場の詳細情報
万博会場は、ベオグラード南西部のスルチン地区に設置されます。
具体的には、ニコラ・テスラ国際空港とサヴァ川の間に広がる167ヘクタールの広大な敷地に建設される予定です。
この敷地には万博会場だけでなく、52,000人収容の新国立競技場、アクアティックセンター、
参加者用の宿泊施設「万博村」も含まれる大規模な都市開発プロジェクトの一部となっています。
会場設計を手がけるのは、2022年FIFAワールドカップ・カタール大会のスタジアム設計でも知られる
スペインの著名建築事務所Fenwick Iribarren Architectsです。
全体のコンセプトは「アーバン・オアシス」で、緑豊かな公共空間と水辺が調和した、
来場者にとって居心地の良い環境づくりを目指しています。
ニコラ・テスラ国際空港からのアクセス
会場がニコラ・テスラ国際空港の近くにあるのは、海外からの来場者にとって非常に便利ですよね。
空港から会場までは、新設される高速鉄道で直結される予定です。
これにより、飛行機を降りてから会場まで、スムーズにアクセスできるようになります。
私が調べたところによると、現在セルビア政府は万博開催に向けて大規模なインフラ整備を進めており、
その一環として空港と市内、そして万博会場を結ぶ交通網の充実を図っています。
これは来場者にとって本当にありがたい配慮だと思います。
会場内の構成とレイアウト
会場の中心には「テスラ・スクエア」と名付けられた広大な広場が設けられ、その中央に
セルビア国立パビリオンが建設されます。
このパビリオンは巨大なドーム形状で、万博のシンボル的存在になる予定です。
ただし、一部の建築専門家からは、デザインが既存の作品に類似しているとの指摘もあり、
少し議論を呼んでいる面もあります。
会場内には以下の施設が配置される予定です:
主要施設
- 7つの大規模展示パビリオン
- 3つのテーマ別パビリオン
- 各国パビリオン(大・中・小の3サイズ)
- 企業パビリオン
- 開発途上国向け集合パビリオン
- セルビア国立パビリオン(中央ドーム)
認定博の形式に従い、各国には主催者が建設したパビリオン区画が提供され、
それぞれの国がテーマに合わせてカスタマイズする仕組みになっています。
パビリオンサイズは大規模(972平方メートル)、
中規模(648平方メートル)、小規模(324平方メートル)の3種類が用意されているそうです。
ベオグラードという街の魅力
万博会場以外にも、ベオグラード市内には見どころがたくさんあります。
私もSNSで調べてみたのですが、本当に魅力的な街なんですよね。
まず、ベオグラード要塞(カレメグダン公園)は必見のスポットで、
ドナウ川とサヴァ川の合流点を見下ろす絶景が楽しめます。
また、スカダルリヤ地区は「ベオグラードのモンマルトル」と呼ばれる芸術家街で、
伝統的なセルビア料理を楽しめるレストランやカフェが軒を連ねています。
セルビアの伝統料理チェヴァピ(小さなハンバーグのような料理)は本当に美味しいそうですよ。
あ、それから、ベオグラードは「白い街」という意味だけあって、
建物の多くが白い石材で造られており、街全体が美しい統一感を持っているんです。
ドナウ川沿いの夜景も素晴らしく、万博と合わせて街歩きも十分に楽しめそうです。
テーマは「人類のためのあそび」!その深い意図と見どころ
ベオグラード万博の最大の特徴は、何といってもそのユニークなテーマにあります。
公式テーマは
「人類のためのあそび~すべての人のためのスポーツと音楽~(Play for Humanity: Sport and Music for All)」。
初めてこのテーマを聞いた時、私も「あそび?万博のテーマとしては珍しいな」と思いましたが、
深く調べてみると、そこには現代社会が直面する様々な課題に対する深い洞察と、
人間性回復への強いメッセージが込められているんです。
このテーマが選ばれた背景には、技術主導で不安に満ちた現代世界において、人間らしさを取り戻し、
より強靭で団結した社会を築くための手段として「あそび」の力に注目したという意図があります。
単なる娯楽やレクリエーションとしての遊びではなく、人間の創造性、革新性、
成長を促す根源的な力として「あそび」を再定義しようとしているんですね。
私がサロンでお客様とお話ししていても、最近は皆さんストレスを抱えていらっしゃる方が多く、
心身のリフレッシュの重要性を実感しています。
そんな中で、「あそび」を通じて人々が繋がり、癒され、新たな可能性を見出していくというアプローチは、
とても時代にマッチしていると思います。
3つのサブテーマの詳細
ベオグラード万博のプログラムは、以下の3つのサブテーマに沿って構成されます。
それぞれが「あそび」の異なる側面を探求し、来場者に多角的な体験を提供する予定です。
Power of Play(あそびの力)
このサブテーマでは、「あそび」が心身の健康や持続可能性にどのように貢献するかを科学的・実践的に探求します。
生物学、心理学、進化論などの観点から「あそび」の効果を検証し、それを逃避手段ではなく、
生存と変革のための最重要ツールとして再発見することを目指しています。
展示内容としては、遊びが心と体に与える影響を科学的に示すインタラクティブな展示や、
五感を刺激する体験型コンテンツが予定されています。
来場者は実際に「あそび」を体験しながら、その治癒的・回復的な力を実感できるような構成になりそうです。
私も美容サロンの仕事を通じて、お客様がリラックスして笑顔になられる瞬間の大切さを日々感じています。
「あそび」には確かに、人の心と体を健康にする不思議な力があるんですよね。
Play for Progress(進歩のためのあそび)
こちらのサブテーマは、あそび心のある思考と実験が、
人類の科学、芸術、技術における飛躍をどのように支えてきたかを探るものです。
達成、創造性、革新のためのツールとしての「あそび」にフォーカスします。
歴史を振り返ってみると、多くの偉大な発明や発見は、研究者や芸術家の「遊び心」から生まれています。
レオナルド・ダ・ヴィンチの発明も、アインシュタインの理論も、
根底には知的好奇心という「あそび」があったんですよね。
展示では、遊び心から生まれた画期的な発明や、歴史を変えた思想家・科学者・芸術家たちの物語が紹介され、
創造性のプロセス自体を体験できるような仕組みが用意される予定です。
Play Together(みんなであそぶ)
最後のサブテーマは、「あそび」が人々を結びつけ、
平和やインクルージョン(包摂)を促進するツールとなることを示します。
特に音楽とスポーツは強力な「あそび」の形態として位置づけられ、
触媒として機能して個人やグループ間のつながりを育む様子を探求します。
このテーマエリアでは、チームワークを体現するスポーツ体験、
協調性を生む音楽セッション、来場者が共同で何かを創り上げる参加型スペースなどが企画されています。
国境、文化、世代を超えて人々が一緒に「あそぶ」ことの社会的価値を実感できる内容になりそうです。
スポーツと音楽の特別な位置づけ
ベオグラード万博では、スポーツと音楽が特に重要な要素として位置づけられています。
これは単なる競技や芸術としてではなく、人々をつなぐ普遍的な言語として捉えられているんです。
スポーツは「つながる手段」「挑戦する手段」「人間の精神をたたえる手段」として、
音楽は「私たちみんなを繋ぐ世界の共通語」として定義されています。
確かに、オリンピックやワールドカップを見ていても、スポーツには国境を越えて人々を熱狂させる力がありますし、音楽も言葉が通じなくても心を通わせることができる素晴らしいツールですよね。
実際に、会場内にはスポーツ体験施設や音楽演奏スペースが多数設置され、
来場者が実際に「あそび」を通じて交流できる仕組みが用意される予定です。
私も今から、どんな体験ができるのか楽しみで仕方ありません!
テーマが持つ現代的意義
このテーマが特に注目される理由は、コロナ禍を経て人々の価値観が大きく変化した現代において、
非常にタイムリーな内容だからです。
リモートワークが普及し、デジタル化が進む中で、人と人との直接的なつながりや、
身体を使った体験の価値が再認識されています。
また、AIやテクノロジーの急速な発展により、人間らしさとは何かが問われる時代でもあります。
そんな中で、人間の根源的な営みである「あそび」に光を当て、それを通じて人間性を回復し、
より良い社会を築こうというアプローチは、まさに時代の要請に応えるものだと思います。
あ、それから、ベオグラード万博のテーマは、他の候補地が掲げた「健康」「持続可能性」
「テクノロジー」といった比較的硬いテーマと比べて、圧倒的にユニークで親しみやすいんですよね。
これも選定において大きなアドバンテージになったのではないでしょうか。
日本からの行き方は?ベオグラードへのアクセス方法
日本からベオグラードへの行き方について詳しく調べてみました。
残念ながら現在、日本からセルビアへの直行便は運航されていませんが、
ヨーロッパの主要都市経由で比較的スムーズにアクセスできます。
万博開催時には特別便や臨時便の運航も期待できるので、今から旅行計画を立てるのが楽しみですね!
私も既に旅行代理店で相談を始めているのですが、
ベオグラードは意外とアクセスしやすい立地にあることが分かりました。
ヨーロッパ旅行の経験がある方なら、それほど難しくないルートだと思います。
主要なアクセスルート
経由地別のアクセス方法
- フランクフルト経由(ルフトハンザ航空)
- 成田・羽田→フランクフルト(約12時間)
- フランクフルト→ベオグラード(約1時間45分)
- 総所要時間:約16-18時間(乗り継ぎ時間含む)
- イスタンブール経由(ターキッシュエアラインズ)
- 成田・羽田→イスタンブール(約12時間)
- イスタンブール→ベオグラード(約1時間30分)
- 総所要時間:約16-19時間(乗り継ぎ時間含む)
- ウィーン経由(オーストリア航空)
- 成田・羽田→ウィーン(約12時間)
- ウィーン→ベオグラード(約1時間20分)
- 総所要時間:約16-18時間(乗り継ぎ時間含む)
- パリ経由(エールフランス)
- 成田・羽田→パリ(約12時間30分)
- パリ→ベオグラード(約2時間15分)
- 総所要時間:約17-20時間(乗り継ぎ時間含む)
個人的には、ターキッシュエアラインズのイスタンブール経由がおすすめです。
機内サービスが良く、イスタンブール空港も乗り継ぎしやすいレイアウトになっています。
また、時差の関係で体調管理もしやすいルートだと思います。
ニコラ・テスラ国際空港について
ベオグラードの玄関口となるニコラ・テスラ国際空港は、2006年に改装された比較的新しい空港です。
セルビアが生んだ偉大な発明家ニコラ・テスラの名前を冠したこの空港は、
年間約600万人の乗客が利用する南東欧の重要なハブ空港なんです。
空港から市内中心部までは約18キロの距離で、通常はタクシーで30-40分程度です。
しかし、万博開催に向けて現在、空港と市内、そして万博会場を結ぶ高速鉄道の建設が進められており、
2027年の開催時には非常に便利なアクセスが実現される予定です。
万博期間中の特別措置
万博開催期間中は、日本からベオグラードへのアクセスがより便利になることが期待されます。
過去の万博開催時を参考にすると、以下のような特別措置が講じられる可能性があります:
予想される特別措置
- 臨時便・チャーター便の運航
- 主要航空会社による増便
- 万博ツアー専用パッケージの販売
- 空港から会場への直通シャトルバス
- 多言語対応サービスの充実
ビザ・入国要件
日本国籍の方がセルビアに入国する場合、観光目的であれば90日以内の滞在はビザ不要です。
パスポートの残存有効期間が入国時点で6ヶ月以上あれば大丈夫です。これは本当に便利ですね!
ただし、万博期間中は多くの観光客が訪れることが予想されるので、入国審査に時間がかかる可能性があります。
また、コロナ関連の規制がどうなっているかも、事前に確認しておいた方が良いでしょう。
現地での移動手段
ベオグラード市内の移動は、トラム(路面電車)、バス、タクシーが主な手段となります。
万博会場へは専用シャトルバスが運行される予定ですが、
新設される高速鉄道を利用すれば、空港から会場まで乗り換えなしでアクセスできるようになります。
あ、それから、ベオグラードは比較的コンパクトな街なので、市内観光なら徒歩でも十分楽しめる距離感です。
ドナウ川沿いの散歩道は特に美しく、万博と合わせて街歩きも満喫できそうです。
宿泊施設の状況
万博開催に向けて、ベオグラード周辺では宿泊施設の整備も進められています。
会場近くには「万博村」として参加者・関係者向けの宿泊施設が建設されますが、
一般来場者向けには市内のホテルを利用することになります。
現在のベオグラードには国際的なホテルチェーンから地元の魅力的なブティックホテルまで幅広い選択肢があります。万博期間中は宿泊需要が高まることが予想されるので、早めの予約が重要になりそうですね。
史上最大規模の認定博!万博が国家プロジェクトである理由
ベオグラード万博2027が注目される最大の理由の一つが、
認定博でありながら史上最大規模になる可能性が高いことです。
2025年7月時点で既に119カ国が参加を表明しており、最終的には120-140カ国の参加が見込まれています。
これは2017年のアスタナ認定博(117カ国)を上回る数字で、まさに記録的な規模になりそうなんです。
しかし、ベオグラード万博の特別さは参加国数だけではありません。
それは、単なる博覧会を超えて、セルビア全体の国家改造プロジェクトとして位置づけられているからです。
総投資額は万博関連インフラを含めて150億〜180億ドルという巨額に上り、
これはセルビアにとって史上最大級の国家事業となります。
私がこの規模感を聞いた時、正直驚きました。
認定博でこれほどの投資が行われるのは異例のことですし、
セルビアという国の万博にかける意気込みの強さを感じますね。
「セルビア2027」国家開発プログラム
セルビア政府はベオグラード万博を核とした「セルビア2027」という国家開発プログラムを策定しています。
これは万博開催を機に、国家インフラを根本的に刷新し、経済成長の基盤を築こうという壮大な計画です。
主要インフラプロジェクト
- 高速鉄道網の新設(空港-市内-会場を直結)
- 国内主要都市を結ぶ高速道路の整備・拡張
- ハンガリー・ルーマニア・北マケドニアとのエネルギーパイプライン
- サヴァ川沿いの港湾施設開発
- 全国的なデジタルインフラの更新・拡充
- 新国立競技場(52,000人収容)の建設
- アクアティックセンターの建設
このプロジェクトをアレクサンダル・ヴチッチ大統領は「国の顔を変えるもの」と表現しており、
まさに万博を触媒とした国家改造計画なんです。
経済効果への期待
万博開催による経済効果も非常に大きなものが期待されています。
会期中の直接的な経済効果だけでも11億ユーロ以上、別の試算では約10億ユーロの歳入が予測されています。
これはセルビアのGDPの約2%に相当する規模で、国家経済に与えるインパクトは計り知れません。
期待される経済効果
- 観光業:400万人以上の来場者による観光収入
- 建設業:大規模インフラ整備による雇用創出
- サービス業:宿泊・飲食・小売業の活況
- 製造業:万博関連設備・グッズの生産
- IT産業:デジタルインフラ整備による技術革新
特に観光業界への期待は大きく、万博終了後も継続的な観光収入の増加が見込まれています。
セルビアはまだ日本人にとってはマイナーな観光地ですが、万博をきっかけに認知度が大幅に向上するでしょうね。
国際的地位向上への戦略
セルビアにとって万博開催は、国際社会における地位向上の絶好の機会でもあります。
旧ユーゴスラビア諸国の中心的存在として、西バルカン地域全体の発展をリードする役割を果たそうとしています。
特に日本との関係強化は顕著で、2025年には両国間の投資協定が実質合意に至りました。
また、大阪・関西万博開催に合わせて大阪で開催されたセルビア投資カンファレンスでは、
日本企業への積極的なアピールが行われました。
私も大阪万博でセルビア館を訪問しましたが、
セルビアの皆さんの日本に対する親しみやすさと、自国の魅力を伝えようとする熱意を強く感じました。
特に、ベオグラード万博の公式キャラクターと
大阪万博のミャクミャクが交流している様子を見た時は、とても微笑ましかったです。
持続可能な万博モデルの構築
ベオグラード万博が画期的なのは、持続可能性と閉幕後のレガシー活用を設計段階から徹底的に考慮している点です。これまでの万博では、閉幕後の施設が「負の遺産」となるケースが世界的な課題でした。
持続可能性への取り組み
- 太陽光・風力エネルギーの最大活用
- 敷地内での水の再利用システム
- 環境負荷を最小限に抑えた建設手法
- 地元産材料の積極的活用
レガシー活用計画
- 万博会場→恒久的な見本市会場として活用
- 国際参加者エリア→常設展示場に転用
- テーマエリア→教育・芸術スペースに転用
- パビリオン建材→国内の学校・幼稚園・体育館22棟に再利用
- 万博村(約1,500戸)→医療従事者・一般市民向け住宅として提供
特に、パビリオンの建材を解体して国内の公共施設建設に再利用するという計画は非常に革新的です。
これにより、万博のレガシーが国全体に分散され、長期的な社会貢献が実現されます。
地政学的意義
ベオグラード万博の開催は、地政学的にも大きな意義を持っています。
西バルカン地域は長らく紛争や政治的不安定に悩まされてきましたが、近年は経済発展と地域統合が進んでいます。
セルビアは地理的にヨーロッパの東西南北を結ぶ十字路に位置しており、
「一帯一路」構想における中国の拠点としても注目されています。
また、EUへの加盟候補国として、欧州統合プロセスの重要な役割を担っています。
万博開催を通じて、セルビアは自国が平和で安定した、
魅力的な国であることを世界にアピールし、投資誘致や観光振興につなげようとしています。
これは単なる経済効果を超えた、国家ブランディングの戦略的プロジェクトと言えるでしょう。
あ、それから、120カ国以上という参加国数の多さも、セルビアの外交力の表れだと思います。
アジア、アフリカ、中南米など、いわゆる「グローバルサウス」諸国からの参加も多く、
多極化する国際社会におけるセルビアのポジションを示しています。
まとめ:万博の感動は続く!2027年に向けた最新情報
2027年ベオグラード万博について詳しくご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
「人類のためのあそび」という斬新なテーマ、史上最大規模の認定博となる可能性、
そして国家改造プロジェクトとしての壮大なスケール。
どれをとっても、これまでの万博とは一味違った魅力に満ちた博覧会になりそうですね。
私も万博大好きリピーターとして、既に2027年5月のベオグラード行きを心待ちにしています。
大阪・関西万博で味わった感動を、今度はセルビアの地で体験できると思うと、今からワクワクが止まりません!
日本からのアクセスも意外と良好で、ヨーロッパ旅行の一環として楽しめるのも魅力的ですよね。
万博は一度体験すると、その魅力にハマってしまう不思議な力があります。
各国の文化に触れ、最新技術を体感し、そして何より多くの人々との出会いがある。
ベオグラード万博では「あそび」をテーマに、さらに多様で心温まる体験ができそうです。
皆様もぜひ、2027年の春から夏にかけて、
セルビアの地で開催される特別な万博を体験してみてはいかがでしょうか?
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