春の訪れとともに、心待ちにしているのが美しい桜の開花。
都会の喧騒を離れ、桜のトンネルをくぐり、夜には幻想的なライトアップに酔いしれたい…
そんな願いを抱いている方も多いのではないでしょうか。
新潟県上越市にある高田城址公園では、2025年3月29日から4月13日まで「高田城址公園観桜会」が開催されます。
今年は記念すべき第100回という大きな節目を迎え、例年以上の盛り上がりが期待されています。
約4,000本の桜が咲き誇り、3,000個のぼんぼりの灯りに照らされる夜桜は、上野恩賜公園、弘前城公園とともに
「日本三大夜桜」に数えられる圧巻の美しさです。
この記事では、高田城址公園観桜会の魅力から、周辺の観光スポット、
ご当地グルメまで、お花見旅行を最大限に楽しむための情報をたっぷりお届けします。
この春、高田城址公園で一生の思い出に残る桜体験をしてみませんか？
高田城址公園観桜会2025の詳細
高田城址公園観桜会は、新潟県上越市を代表する春の風物詩であり、
日本三大夜桜の一つとして全国的に知られています。
2025年は記念すべき第100回という節目を迎え、特別なイベントも多数企画されています。
高田城址公園観桜会2025の開催日時と場所
- 開催期間: 2025年3月29日(土)〜4月13日(日)
- 会場: 新潟県上越市 高田城址公園（本城町6-1）
- ライトアップ時間: 18:00〜21:00（予定）
- 入場料: 無料（一部イベントは有料の場合あり）
- アクセス:
- 電車：JR高田駅から徒歩約15分
- 車：北陸自動車道「上越IC」から約10分
高田城址公園観桜会2025の特徴
高田城址公園は「さくら名所100選の地」「日本の歴史公園100選」に選定されています。
また、高田城は「日本三大夜城」に認定され、「続日本100名城」に選定されています。
さらに、高田城址公園の夜桜は「日本夜景遺産ライトアップ夜景遺産」に認定されており、その美しさは折り紙付きです。
公園内と内堀・外堀周辺には約4,000本のソメイヨシノが植えられており、
約3,000個のぼんぼりが夜桜を幻想的に照らし出します。
観桜会期間中は露店が立ち並び、多くの人で賑わう越後の春の象徴となっています。
第100回記念特別イベント
2025年は第100回という記念すべき節目を迎えることから、特別イベントが多数企画されています：
- 記念式典: 3月29日（開会日）に開催予定
- 特別ライトアップショー: 通常のぼんぼりに加え、プロジェクションマッピングを使った光の演出
- 歴史写真展: 過去99回の観桜会の歴史を振り返る写真展示
- 記念グッズ販売: 第100回記念限定の桜モチーフグッズ
- 桜にまつわるワークショップ: 桜の押し花づくりや和菓子作り体験など
高田城の歴史と観桜会の由来
高田城について
高田城は1614年（慶長19年）、徳川家康の六男・松平忠輝公によって築城されました。
築城を指揮したのは忠輝公の妻・五郎八姫の父である伊達政宗。
江戸幕府を挙げての大工事でありながら、わずか4カ月という短期間で完成したと言われています。
高田城の特徴は、天守閣と石垣がない点です。それでいて石高60万石（一説には75万石）を誇る大城郭でした。
築城とともに形成された城下町の面影は、現在の上越市高田地区に今も残っています。
観桜会の歴史
高田城址公園観桜会の起源は明治42年（1909年）にさかのぼります。
在郷軍人団が第13師団の入城を祝い、城跡に2,200本の桜を植樹したのが始まりとされています。
その後、大正3年（1914年）に花が美しく咲きそろい、大正6年（1917年）には市民が構内に入ることが許可されました。
当時の新聞には、花見の注意として次のような条件が載せられていました：
- 開放時間は午前8時から午後4時まで
- 通行を許すのは表門と東西の門で北裏門は通行禁止
- 休憩所以外でタバコを吸うな
- 許可なく建物内に入るな
- 木の枝を折るな
- 興行物や露店などは外堀より内に入るな
- 放歌や遊戯など一切禁ずる
現在の観桜会とは異なり、自由に散策はできず、露店が並ぶこともありませんでしたが、
決められた範囲の中でゆっくりと静かに花を眺めて楽しんでいたようです。
大正14年（1925年）に保勝会が設立され、その美しさを全国に宣伝するとともに、
売店や興行の許可を得て、大正15年（1926年）4月、第1回目の観桜会が開催されました。
それから約100年の時を経て、2025年に記念すべき第100回を迎えます。
高田城址公園観桜会の魅力
高田城址公園観桜会の最大の魅力は、日本三大夜桜の一つに数えられる圧巻の夜桜風景です。
ここでは、観桜会ならではの見どころや体験できる魅力をご紹介します。
日本三大夜桜の絶景
高田城址公園の夜桜は、東京の上野恩賜公園、青森の弘前城公園とともに「日本三大夜桜」に数えられています。
約4,000本のソメイヨシノが公園内や内堀・外堀沿いに咲き誇る様子は圧巻です。
特に魅力的なのは、約3,000個のぼんぼりによるライトアップ。
水面に映る桜とぼんぼりの灯りが作り出す幻想的な風景は、まさに絵画のような美しさです。
カメラでは捉えきれない感動を、ぜひ実際に目で見て体感してください。
公園内には複数の撮影スポットがあり、特に内堀沿いの桜並木と三重櫓（復元）を一緒に撮影できる場所は、
絶好のフォトスポットとして人気です。
昼と夜で異なる桜の表情
高田城址公園の桜は、昼と夜で全く異なる表情を見せてくれます。
昼間は青空をバックに咲き誇る桜の鮮やかなピンク色を楽しむことができます。
公園内を散策しながら、満開の桜のトンネルをくぐる体験は格別です。
また、晴れた日には雪を頂いた妙高山を背景に桜を望むことができ、雪国ならではの景観を楽しめます。
一方、夜になるとぼんぼりの灯りに照らされた桜が幻想的な雰囲気を醸し出します。
昼間とは全く異なる静謐で神秘的な世界が広がり、訪れる人を魅了します。
できれば昼と夜の両方の時間帯に訪れることで、高田城址公園の桜の魅力を余すことなく堪能できるでしょう。
高田城址公園観桜会2025はどんな人におすすめか？
高田城址公園観桜会は、様々な方におすすめできる桜の名所です。
特に以下のような方には、訪れる価値のある場所と言えるでしょう。
ロマンチックな夜桜を楽しみたいカップル
ぼんぼりの灯りに照らされた夜桜は、幻想的でロマンチックな雰囲気を演出します。
内堀の水面に映る桜のリフレクションは息をのむ美しさで、二人の距離をさらに縮めてくれるでしょう。
特に、他の桜の名所に比べて比較的混雑が少ないため、ゆっくりと二人の時間を楽しむことができます。
歴史や文化に触れたい大人女子
高田城址公園は単なる公園ではなく、400年以上の歴史を持つ城址です。
桜の美しさを楽しみながら、日本の歴史や文化に触れることができる点が魅力です。
高田城三重櫓（復元）内の歴史館では、高田城や上越市の歴史を学ぶことができます。
美しい景色を写真に収めたいカメラ女子
高田城址公園は、昼も夜も美しい景色が広がっており、絶好の撮影スポットです。
特に夜桜は、ぼんぼりの灯りに照らされて幻想的な雰囲気を醸し出し、SNS映えする写真が撮影できます。
カメラ女子にはたまらない被写体となるでしょう。
家族みんなで春の思い出を作りたいファミリー
観桜会期間中は、露店が立ち並び、様々なグルメや遊戯を楽しむことができます。
家族みんなで桜を眺めながら、美味しいものを食べたり、遊んだりして、春の思い出を作るのもおすすめです。
広々とした公園内は、子どもたちが走り回るのにも適しています。
混雑を避けて桜を楽しみたい方
東京の上野公園や京都の哲学の道など、有名な桜の名所は非常に混雑することで知られています。
一方、高田城址公園は日本三大夜桜の一つでありながら、比較的混雑が少ないのが特徴です。
特に平日や開催期間の前半・後半は、ゆったりと桜を楽しむことができます。
雪国の春を体験したい方
新潟県上越市は雪国として知られ、3月下旬から4月上旬はまだ山々に雪が残る時期です。
晴れた日には、雪を頂いた妙高山を背景に桜を望むことができる、雪国ならではの景観を楽しめます。
「雪国の春」という独特の季節感を体験したい方にとって、高田城址公園観桜会は絶好の機会となるでしょう。
高田城址公園観桜会2025の周辺にある温泉が有名な観光スポット
高田城址公園観桜会を楽しんだ後は、周辺の温泉施設で疲れを癒すのがおすすめです。
上越市周辺には、いくつかの魅力的な温泉地があります。
上越市内の温泉施設
高陽荘
上越市内にある「高陽荘」は、市街地から近い場所にある温泉施設です。
天然温泉の大浴場があり、桜の季節は特に混雑しますが、観桜会の帰りに気軽に立ち寄ることができます。
- 場所: 上越市大字大貫字山崎3589
- 特徴: アルカリ性単純温泉で肌に優しく、疲労回復効果が高い
- 営業時間: 10:00〜22:00（最終受付21:30）
- 料金: 大人800円、子供400円
- アクセス: 高田城址公園から車で約15分
くわどり湯ったり村
上越市郊外にある「くわどり湯ったり村」は、自然に囲まれた温泉施設です。
露天風呂からは妙高山を望むことができ、春の景色を楽しみながらの入浴が魅力です。
- 場所: 上越市大字大貫字山崎3589
- 特徴: 自然豊かな環境の中にある温泉施設、レストランも併設
- 営業時間: 10:00〜21:00（最終受付20:30）
- 料金: 大人700円、子供350円
- アクセス: 高田城址公園から車で約25分
周辺の有名温泉地
妙高高原温泉郷
上越市から車で約40分の場所にある「妙高高原温泉郷」は、妙高山の麓に広がる温泉地です。
複数の温泉宿があり、泉質も様々で、宿泊して楽しむのがおすすめです。
- 場所: 新潟県妙高市
- 特徴: 妙高山の雄大な景観を楽しめる温泉地、スキーリゾートとしても有名
- 泉質: 硫黄泉、炭酸水素塩泉など様々
- アクセス: 高田城址公園から車で約40分、JR妙高高原駅からは各宿への送迎あり
赤倉温泉
妙高市にある「赤倉温泉」は、古くから湯治場として知られる歴史ある温泉地です。
スキーリゾートとしても有名で、春は桜と雪山のコントラストを楽しめます。
- 場所: 新潟県妙高市
- 特徴: 400年以上の歴史を持つ温泉地、泉質が良いことで知られる
- 泉質: 単純温泉、硫黄泉
- アクセス: 高田城址公園から車で約45分
糸魚川温泉
上越市から日本海側に向かって約30分の場所にある「糸魚川温泉」は、海を望む温泉地として知られています。
日本海の幸を味わいながら、温泉を楽しむことができます。
- 場所: 新潟県糸魚川市
- 特徴: 日本海を望む温泉地、海の幸が豊富
- 泉質: ナトリウム塩化物泉
- アクセス: 高田城址公園から車で約30分、JR糸魚川駅から各宿への送迎あり
高田城址公園観桜会周辺の宿泊地について
高田城址公園観桜会を訪れる際、周辺での宿泊を検討されている方も多いでしょう。
ここでは、観桜会期間中におすすめの宿泊施設や予約のポイントをご紹介します。
上越市内のホテル・旅館
ホテルハイマート
上越市内の中心部に位置するビジネスホテルで、高田城址公園へのアクセスが良好です。
- 場所: 上越市本町5-1-11
- 特徴: JR高田駅から徒歩5分、高田城址公園まで徒歩約10分
- 料金の目安: シングル8,000円〜、ダブル13,000円〜（観桜会期間中は変動あり）
- 設備: Wi-Fi完備、駐車場あり（有料）
- 予約のポイント: 観桜会期間中は早めの予約が必須
高田ターミナルホテル
JR高田駅に隣接するホテルで、交通の便が非常に良い宿泊施設です。
- 場所: 上越市大町2-1-11
- 特徴: JR高田駅直結、高田城址公園まで徒歩約15分
- 料金の目安: シングル7,500円〜、ツイン14,000円〜（観桜会期間中は変動あり）
- 設備: レストラン、コンビニ併設、Wi-Fi完備
- 予約のポイント: 駅直結で便利なため人気が高く、2〜3ヶ月前の予約をおすすめ
高田屋旅館
江戸時代から続く老舗旅館で、趣のある和の空間が魅力です。
- 場所: 上越市本町3-8-8
- 特徴: 歴史ある佇まいの旅館、高田城址公園まで徒歩約8分
- 料金の目安: 1泊2食付き15,000円〜（観桜会期間中は変動あり）
- 設備: 大浴場、部屋食可能
- 予約のポイント: 部屋数が限られているため、3ヶ月前までの予約がおすすめ
予約時の注意点
- 観桜会期間中は宿泊施設が混雑: 特に週末や桜の見頃時期は予約が取りにくくなるため、少なくとも2〜3ヶ月前には予約することをおすすめします。
- 料金変動: 観桜会期間中は通常より料金が高くなる場合があります。
- 交通手段の確認: 宿泊施設から高田城址公園へのアクセス方法（公共交通機関、タクシー、自家用車など）を事前に確認しておくと安心です。
- 駐車場の確認: 自家用車で訪れる場合は、宿泊施設の駐車場の有無や料金を確認しておきましょう。
上越市のご当地グルメについて
高田城址公園観桜会を訪れる際には、上越市ならではのご当地グルメも楽しみたいもの。
ここでは、上越市で味わえる名物料理や観桜会期間中に特に楽しめるグルメをご紹介します。
へぎそば
新潟県の伝統的なそばで、つなぎに布海苔（ふのり）という海藻を使った独特の食感が特徴です。
つるりとした喉ごしとコシがあり、何枚でも食べられそうな美味しさです。
小さな器（へぎ）に盛られた独特の提供スタイルも特徴的です。
- おすすめ店: 「小嶋屋総本店」「そば処 大はし」など
- 価格の目安: 一人前800円〜1,200円
高田焼きそば
上越市高田地区の名物グルメで、太麺と濃厚なソースが特徴の焼きそばです。
観桜会期間中は、公園周辺の露店や近隣の飲食店で味わうことができます。
- 特徴: 太めの麺と特製ソース、キャベツたっぷりでボリューム満点
- おすすめ店: 「みよし食堂」「焼きそば専門 あぺたいと」など
- 価格の目安: 600円〜800円
高田城址公園2025年の桜開花予想は？
新潟県上越市の「高田城址公園観桜会」の気になる2025年桜開花予想は？
2025年は記念すべき第100回を迎え、約4,000本のソメイヨシノが咲き誇り、
3,000個のぼんぼりに照らされる夜桜は、上野恩賜公園、弘前城公園とともに
「日本三大夜桜」に数えられる圧巻の美しさです。
最新情報を参照し、高田城址公園観桜会2025の開花予想から、
アクセス方法、おすすめの駐車場情報、観光の注意点まで、観桜会を最大限に楽しむための情報をお届けします。
この春、雪国ならではの桜の絶景を、ぜひ自分の目で確かめてみませんか？
高田城址公園観桜会2025は、3月29日(土)から4月13日(日)まで開催されます。
2025年の桜の開花予想は以下の通りです：
- 開花予想日: 4月1日
- 五分咲き: 4月3日
- 満開: 4月5日
- 桜吹雪: 4月10日
例年の見頃は4月上旬から中旬で、ソメイヨシノを中心に公園とその周辺に約4,000本の桜が植えられています。
ライトアップは18:00から21:00（最盛期は22:00まで延長）行われ、
約3,000個のぼんぼりが桜を照らし、内堀や外堀の水面に映り込む様子は幻想的です。
桜の開花時期は気象条件によって前後することがあります。
特に3月の気温が例年より高い場合は開花が早まり、低い場合は遅れる傾向があります。
最新の開花情報は、観桜会の公式ウェブサイトや上越市の観光情報サイトで確認することをおすすめします。
見頃の時期と混雑状況
- 平日の昼間: 比較的空いており、ゆっくりと桜を楽しむことができます。
- 平日の夜: ライトアップが始まると人出が増えますが、週末に比べれば混雑は控えめです。
- 週末・祝日: 特に満開時期の週末は非常に混雑します。早朝や夕方以降の訪問がおすすめです。
- 桜吹雪の時期: 満開から数日経った4月10日頃には、風に舞う桜の花びらが「桜吹雪」と呼ばれる美しい光景を作り出します。
高田城址公園観桜会2025を観光するときの注意点
高田城址公園観桜会を最大限に楽しむためには、いくつかの注意点を知っておくことが大切です。
服装について
新潟県上越市は4月上旬でもまだ肌寒い日があります。特に夜間は気温が下がるため、防寒対策は必須です。
- 昼間: 日中は比較的暖かくなりますが、念のため羽織るものを持参しましょう。
- 夜間: ダウンジャケットや厚手のコート、マフラー、手袋など、しっかりとした防寒対策が必要です。
- 足元: 公園内は広いので、歩きやすい靴を選びましょう。特に夜間は足元が暗くなる場所もあるため、滑りにくい靴がおすすめです。
持ち物について
- 懐中電灯またはスマホのライト: 夜桜見物には足元を照らす光源があると安心です。
- モバイルバッテリー: 写真や動画をたくさん撮影する予定なら、モバイルバッテリーが必須です。
- レジャーシート: 公園内で休憩する際に便利です。
- ウェットティッシュ: 露店で食べ物を買った後や、手が汚れた時に役立ちます。
- ゴミ袋: ゴミは各自で持ち帰りましょう。
- 水分補給のための飲み物: 特に昼間は歩き回るので、水分補給は大切です。
- カメラ: 夜桜撮影の場合は三脚もあると便利です。
マナーについて
- 桜の保護: 桜の枝を折ったり、花を摘んだりするのは絶対にやめましょう。
- 場所取り: レジャーシートを広げる際は、他の人の通行の妨げにならないように注意しましょう。
- 騒音: 大きな声で騒いだり、音楽を大音量で流したりするのは控えましょう。
- ゴミ: ゴミは必ず持ち帰り、公園をきれいに保ちましょう。
高田城址公園観桜会2025のおすすめ駐車場は？
高田城址公園観桜会期間中は、周辺の駐車場が大変混雑します。
事前に駐車場の情報を把握し、計画的に行動することが重要です。
臨時駐車場情報
観桜会期間中は、高田城址公園周辺に複数の臨時駐車場が開設されます。駐車場の開設時間は9:30〜21:30です。
有料臨時駐車場
- 第1駐車場（関川中央橋右岸）
- 協力金: 1,500円/台
- 開設日: 全日
- お花見バス: 全日運行
- 特徴: 高田城址公園に比較的近く、便利な立地
- 第2駐車場（上越南消防署）
- 協力金: 2,000円〜/台
- 開設日: 土・日曜日のみ
- お花見バス: なし
- 特徴: 予約制の駐車場で、確実に駐車スペースを確保したい方におすすめ
- 観光・マイクロバス専用駐車場
- 協力金: 5,000円/台
- 開設日: 全日
無料臨時駐車場
- 第3駐車場（上越モール）: 桜の最盛期のみ開設、お花見シャトルバスあり
- 第4駐車場（新潟県立看護大学）: 日曜日のみ開設、お花見シャトルバスなし
- 第5駐車場（上越総合運動公園）: 桜の最盛期の土・日のみ開設、お花見シャトルバスあり
- 第6駐車場（上越高田I.C）: 桜の最盛期の土・日のみ開設、お花見シャトルバスあり
- 第7駐車場（上越市役所）: 桜の最盛期の土・日のみ開設、お花見シャトルバスなし
- 第8駐車場（寺町駐車場）: 全日開設、お花見シャトルバスなし
お花見シャトルバス情報
桜の最盛期には、JR高田駅と高田図書館停留所を結ぶお花見シャトルバスが運行されます。
駐車場から公園へのアクセスにも便利なシャトルバスは、混雑時の移動手段として重宝します。
- 運行区間: 高田駅 ⇔ 高田図書館停留所
- 運行日: 桜の最盛期
- 料金: 当日1回利用の料金（詳細は現地で確認）
駐車場選びのポイント
- 訪問日に合わせた選択: 平日は比較的空いているため、第1駐車場や第8駐車場がおすすめ。週末・最盛期は早朝到着で第1駐車場を狙うか、シャトルバス運行のある第3、第5、第6駐車場の利用がおすすめです。
- 予約制駐車場の活用: 確実に駐車スペースを確保したい場合は、第2駐車場（予約制）の利用を検討しましょう。予約方法や詳細は公式ウェブサイトで確認できます。
- 公共交通機関の利用: できる限り公共交通機関を利用することをおすすめします。JR高田駅から徒歩約15分でアクセスできます。
高田城の歴史と観桜会の由来
高田城は1614年（慶長19年）、徳川家康の六男・松平忠輝公によって築城されました。
築城を指揮したのは忠輝公の妻・五郎八姫の父である伊達政宗。
江戸幕府を挙げての大工事でありながら、わずか4カ月という短期間で完成したと言われています。
高田城の特徴は、天守閣と石垣がない点です。それでいて石高60万石（一説には75万石）を誇る大城郭でした。築城とともに形成された城下町の面影は、現在の上越市高田地区に今も残っています。
観桜会の歴史
高田城址公園観桜会の起源は明治42年（1909年）にさかのぼります。在郷軍人団が第13師団の入城を祝い、城跡に2,200本の桜を植樹したのが始まりとされています。その後、大正3年（1914年）に花が美しく咲きそろい、大正6年（1917年）には市民が構内に入ることが許可されました。
当時の新聞には、花見の注意として次のような条件が載せられていました：
- 開放時間は午前8時から午後4時まで
- 通行を許すのは表門と東西の門で北裏門は通行禁止
- 休憩所以外でタバコを吸うな
- 許可なく建物内に入るな
- 木の枝を折るな
- 興行物や露店などは外堀より内に入るな
- 放歌や遊戯など一切禁ずる
現在の観桜会とは異なり、自由に散策はできず、露店が並ぶこともありませんでしたが、
決められた範囲の中でゆっくりと静かに花を眺めて楽しんでいたようです。
大正14年（1925年）に保勝会が設立され、その美しさを全国に宣伝するとともに、
売店や興行の許可を得て、大正15年（1926年）4月、第1回目の観桜会が開催されました。
それから約100年の時を経て、2025年に記念すべき第100回を迎えます。
上越市で桜が有名な名所について
高田城址公園以外にも、上越市とその周辺には美しい桜の名所がいくつかあります。
高田城址公園観桜会と合わせて訪れれば、より充実した桜旅行になるでしょう。
春日山城跡の桜
上杉謙信の居城として知られる春日山城跡も、桜の名所として人気があります。
- 見どころ: 山頂の本丸跡からは上越平野を一望でき、桜と共に素晴らしい景色を楽しめます。
- 桜の種類: ソメイヨシノを中心に約300本
- 見頃: 4月中旬（高田城址公園より少し遅い）
- アクセス: JR春日山駅から徒歩約20分、または車で高田城址公園から約15分
林泉寺の枝垂れ桜
上越市内にある林泉寺には、樹齢約400年と言われる県内最古の枝垂れ桜があります。
- 見どころ: 1本の巨大な枝垂れ桜が境内を覆い、荘厳な雰囲気を醸し出します。
- 桜の種類: 枝垂れ桜（エドヒガンシダレ）
- 見頃: 4月上旬〜中旬
- アクセス: JR高田駅から車で約10分
関川の桜並木
上越市内を流れる関川沿いには、約2kmにわたる桜並木があります。
- 見どころ: 川沿いに続く桜のトンネルを散策できます。
- 桜の種類: ソメイヨシノ約600本
- 見頃: 4月上旬〜中旬
- アクセス: JR高田駅から徒歩約15分
妙高高原の桜
上越市から車で約40分の場所にある妙高高原も、桜の名所として知られています。
- 見どころ: 雪を頂いた妙高山を背景に咲く桜は絶景です。
- 桜の種類: ソメイヨシノ、山桜など
- 見頃: 4月中旬〜下旬（標高が高いため高田城址公園より遅い）
- アクセス: JR妙高高原駅から各スポットへバスまたはタクシー
高田城址公園観桜会はどんな人におすすめか？
高田城址公園観桜会は、様々な方におすすめできる桜の名所です。
特に以下のような方には、訪れる価値のある場所と言えるでしょう。
ロマンチックな夜桜を楽しみたいカップル
ぼんぼりの灯りに照らされた夜桜は、幻想的でロマンチックな雰囲気を演出します。
内堀の水面に映る桜のリフレクションは息をのむ美しさで、二人の距離をさらに縮めてくれるでしょう。
特に、他の桜の名所に比べて比較的混雑が少ないため、ゆっくりと二人の時間を楽しむことができます。
歴史や文化に触れたい大人女子
高田城址公園は単なる公園ではなく、400年以上の歴史を持つ城址です。
桜の美しさを楽しみながら、日本の歴史や文化に触れることができる点が魅力です。
高田城三重櫓（復元）内の歴史館では、高田城や上越市の歴史を学ぶことができます。
美しい景色を写真に収めたいカメラ女子
高田城址公園は、昼も夜も美しい景色が広がっており、絶好の撮影スポットです。
特に夜桜は、ぼんぼりの灯りに照らされて幻想的な雰囲気を醸し出し、SNS映えする写真が撮影できます。
カメラ女子にはたまらない被写体となるでしょう。
家族みんなで春の思い出を作りたいファミリー
観桜会期間中は、露店が立ち並び、様々なグルメや遊戯を楽しむことができます。
家族みんなで桜を眺めながら、美味しいものを食べたり、遊んだりして、春の思い出を作るのもおすすめです。
広々とした公園内は、子どもたちが走り回るのにも適しています。
高田城址公園観桜会2025のまとめ
- 開催期間: 2025年3月29日〜4月13日
- 場所: 新潟県上越市 高田城址公園
- 開花予想: 開花4月1日、満開4月5日、桜吹雪4月10日
- 桜の種類と本数: ソメイヨシノ約4,000本
- ライトアップ: 18:00〜21:00（最盛期22:00まで）
- 駐車場情報: 有料・無料の臨時駐車場が設置、お花見シャトルバスも運行
- アクセス: JR高田駅から徒歩約15分
- おすすめの周辺名所: 春日山城跡、林泉寺の枝垂れ桜、関川の桜並木
- 注意点: 混雑が予想されるため早めの到着と防寒対策が必要
高田城址公園観桜会2025は、記念すべき第100回という節目を迎え、例年以上の盛り上がりが期待されています。
日本三大夜桜の一つとして知られる美しい桜の風景は、一生の思い出になることでしょう。
この春は、ぜひ新潟県上越市を訪れ、高田城址公園の桜の魅力を存分に味わってみてはいかがでしょうか？
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